年上王子のお嫁さん☆

7.5#SIDE 啓飛



花火を見終わり、家に帰る。


一時は、マジでどうなるかと思ったけど

よかった。離されていかなくて。




そのままプロポーズしてしまった…のは

なんでだろうな??



言おうとは思ってたけど

まさかあのタイミングで……



不覚だ(笑)




でも、これで“婚約”っていう鎖に華を縛りつけられる。


こんなこと言うのは…Sかな?




「…飛…啓飛っ!!!
どうしたの?ボーッとして。

着いたよ?」


「え?あぁ…」



そんなことを考えてるうちに、家に着いてしまったらしい。

華とお隣の、あの家に。




.
< 368 / 425 >

この作品をシェア

pagetop