年上王子のお嫁さん☆



「……大好き。」




この気持ちは、絶対に変わらないよ。



眠ったままの彼にそう囁いて

もう一度瞼を閉じた。




啓飛の規則正しい鼓動が子守唄のようで

安心しながら眠った。





大好き。


言葉に出来ないくらいにね?



もしするとしたら…


愛してる?

それでも足りないかも。




だから言葉じゃない方法で伝えるんだ。





いつまでもいつまでも

この気持ちが膨らんでいくように


愛を注ぎ合おう。





今以上に、もっともっと好きになるように……






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