年上王子のお嫁さん☆


あたしだって、啓飛といると苦しい。

苦痛じゃなくて、心地いいの。



あなたの全てに、身体中が反応してる。


年上の啓飛に、ドキドキしっぱなしなの……





「いつも苦しくなるのが俺だけかと思ったら…

華のこと、抱き締めてた。


苦しかったよな。ごめん。」




本当に申し訳なさそうに言う啓飛に、また胸が締め付けられる。



……ほら。


また、苦しくなってる。




「あたしだって…苦しくなるよ。

ずっと、ドキドキしてる…」




なぜか、啓飛の目も見れないくらい、恥ずかしい……




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