年上王子のお嫁さん☆


……。


…………。






「…今、なんて?」



長い沈黙のあと、啓飛が呟く。


……それは…





「キス、して。

エッチなことはイヤだけど…
キス、してほしい。」




何言ってんだろ。


あたし、おかしい……




「…マジで?正気??」


「し、正気っ!!!」


「なら、華から。してよ。」



…え!!?///

む、無理だよ……


ニヤニヤ笑う啓飛に、顔が赤くなっていく。




「ほら、早く……」


「…じゃぁ、あたしからしたら、啓飛からしてくれる?」




.
< 89 / 425 >

この作品をシェア

pagetop