年上王子のお嫁さん☆

2.5#SIDE 啓飛



記念日の翌朝。


何度も愛し合っていたら、華が不機嫌になってしまった。



理由は……


『腰が痛くなって、出かけられなくなったから。』らしい。




俺は、ちょっと意地悪に言ってみたけど

素直に頷く華。




……やべぇ…///



何度でも吸い込まれる瞳は

俺の心を締め付ける。




苦しい。


こんなに苦しいのは俺だけかと思うと……




華にも、この感覚を知ってほしかった。



おもいきり抱き締める。


苦しそうにもがく華。




ちょっと、やりすぎ?


腕を解くと、ぶつかる視線。




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