DislikeMan~男なんて嫌い~

リサイタルデート~薪坂洸季~




次の日。


いよいよ薪坂さんとの初デートの日がやってきた。


いよいよ久しぶりのデートの日がやってきた。


何年ぶりなのだろう?


そんなことを思いながら朝ごはんの食器の片づけをする。


10時半が集合時間だけど、今は8時半。


あと2時間だ。


情けないことに今日が本番だって言うのにまだあのときの決断が正しかったのか、私にとっていいことだったのか、って悩んでる。


バカだなぁ、とか意気地なしだなぁ、って思うけど。


「あ、ヤベ」


ボーっとしてたら食器落としちゃった。


ギリギリ割れはしなかったけど。


うちの台所の床には厚手の絨毯が轢いてあるから。


「しっかり、恋歌」


口に出して自分に言い聞かせるように言ってから食器を拾う。


着替えてもないし仕度も出来てない。


「時間ない!!」


時計を見てどれだけボーっとしてたのか思い知らされた。


もう9時10分。


待ち合わせ場所までは20分ほどかかるから10時には出なきゃいけないわけで。


結構仕度に時間が掛かるほうだからマジでヤバいかも。
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