cry fou you
なおちゃんはナイフを出した。

古川も爆弾らしきものを取り出していた。

それを、見事によけるなおちゃん。

古川も、負けまいと、何回も投げる。

なおちゃんが、古川の横腹あたりをさした。

古川「いっってぇぇぇぇ!!」

なお「・・・。」

りな「・・・。」

古川は、苦しそうだった。

なおちゃんは、勝ったと思い、こっちにやってきた。

りな「なおちゃん!」

なお「良かった・・・。」

その瞬間、爆弾が飛んできた。

どかーん!!!!

りな「ぇ?」

目の前で、なおちゃんがとんだ?

すぐ、なおちゃんに、寄る。

りな「なおちゃん?」

なお「・・りな・・ちゃん。よかった。」

古川は、痛みのあまり、部屋にワープしたようだった。

りな「何が?何が良かったの!?」

なお「りな・・ちゃ・・んが、生き・・て・て」

りな「そんなの、どうでも・・・」

なお「どう・・でも、良く・・・なんか・・・ないよ・・?」

苦しそうに、話すなおちゃん。

りな「やだよ?」

なお「ねぇ?りな・・・ちゃ・・ん?」

りな「何?」

なお「笑・・って?」

りな「・・ぇ?」

なお「最後に・・りなちゃ・・ん・・の笑顔・・が見た・・いなぁ・・?」

りな「・・・っ・」

なお「ほ・・ら?笑・・って?」

りな「無・・っ理。だよぉっ・・」

自分の瞳から、水が出てるのが、わかった。

口を、あけるたびに、しょっぱい味が口に広がった。

なお「ほら。涙・・をふ・・いて・・?」

りな「う・・っん。」

私は、ゴジっ。と、涙をふいた。

そして、なおちゃんへの、なおちゃんだけの、

自分なりの、最高の笑顔で笑った。

なお「あり・・が・・と・・う。」

なおちゃんが、目を開けることはなかった。

何度も、名前を呼んだ。

でも、体は、みるみると、冷たくなっていった。



あぁ。人が、死ぬのは、こんなに悲しいのか・・・。

こんなにも、悔しいのか。

また、タイマーは、24に戻っていた・・・
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