彼と私の壮絶バトル～vs

VS01

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「覚悟しとけよ」
「覚悟しとけよ」
「覚悟しとけよ・・・・ってええええええええええ!!!!!!

昨日のあいつの言葉が頭から離れない、
何よ何よ！あの男っ！超キャラ変わってるぢゃん！
・・・人間の裏の顔って・・恐ろしい・・・

ってそんなことより・・・これからどうしよう・・・・・
「おっはよ～みっずき～」

バシッ
「うぎゃあ」
私はいきよいよくひーちゃんに背中をたたかれ、やっと自分の世界から抜け出した。
「あ・・おはよう、ひーちゃん・・・」
ひーちゃん握力強いから・・・背中、痛いなあ～。
っと背中をさすっていると・・・

「っで昨日どうだったの！！！」
「っっっ！！！！！」
ガタガタタタンッッ
私は思いっきり動揺し、椅子から落ちてしまった。
おもいっきり尻もちをついた私を見ながら
ひーちゃんが笑っている・・・

ひーちゃん、いきなり・・・本当やめてほしいよ～。
っと椅子にまた座ろうとした・・・その時。
「振られたんだしょ～」

ガタガタタンッッ
『・・・・・・』
ひーちゃん・・・・あなたって人わあああああ・・・・



「えっまさか～・・・・おっけえ？」
「し～っし～～～～っっ！！！！」
大声で言うひーちゃんにくぎを刺す。

「うっそおおおおっ！みずき凄いよ！よかったね！！！」
「ひーちゃん・・・それが全然よくないんだって・・・」
そうだよ、みんな騙されてるんだから！あんな悪魔・・・・
あいつの本性ばらしてやる・・・。

「あのね・・・ひ～っ」
「みずき～さっそく彼氏さんの登場よ～♥」
私の言葉を無視したひーちゃんの視線の先には・・・
朝から見たくもない高橋秀介がにこやかな営業スマイルでクラスのドアの前に立っていた・・・・・

「やっぱりｲｹﾒﾝね～♥ほら行ってきなよ～みずき～」
「やっやだっ!!!絶対行かない!!!」
―――そんな私の言葉を無視したあいつは私の名を呼んだ。
「乃野原さん。ちょっといいかな」
しかも営業スマイルで・・・あいつ・・・反則だ・・・、