金持ち家族の執事様は貧乏女子!



「なんで?」


不思議に思ってたずねると勇平君は花咲くとびきりの笑顔で


「もう家族じゃん!」



"か・・・ぞく・・・?"



家族・・・家族家族家族!



勇平君が・・・私の家族!!



「持ってるよ、交換しよう」

私は久しぶりに心から笑えた気がした。



このときこの瞬間が"久しぶりの"幸せだったんだ。






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