金持ち家族の執事様は貧乏女子!
「ふっ、気のせいじゃないよ、こっちだよ。」
え・・・笑・・・!?
「え、どこ?」
廊下も見たけどいないじゃんか~
まさか、透明人間!?
怖い!!
嫌だぁぁぁぁ!怖いもの苦手!!
とん
肩に手らしきものが触れた
「あわわわわわわわわわ!!!!!」
ここっここここ怖い!!!!!!!!
「ここだってば」
無表情であたしの肩に手を置いて後ろに立っていたのは
「俺、洸貴っていうんだ。
君は?」
「楓・・・赤星 楓です・・・」
すらりとした背筋。
一瞬キリっとしてそうに見えて怖いけどたれ目に近いやさしそうな眼。
スッとした鼻筋。
ふわふわでサラサラそうなすこし茶色い髪。
身長が180近いのかな。
あたしより全然高い背。
見惚れてしまう無表情な男の子。
これがあたしと洸貴君の出会いであり、物語の始まりでした。