金持ち家族の執事様は貧乏女子!
「じゃ、赤星は安心しなかった?」
「え・・・」
安心したっていうか・・・あせったっていうか・・・
「えっと、安心はしましたけど、簡単に女の子にそういうことしてはいけませんよ?」
「そうなの?」
「はい」ニコッ
またじーっとあたしの顔を見てきた。
癖なのかな?
今、洸貴さんはあたしの顔見てなんて思っているんだろう?
ブサイクだなとか、
女の要素まったくないとか、
・・・かな?
でも洸貴さんは悪口は言わないような人だよね。
「赤星安心したなら赤星にだけ抱擁やる。他の子はやらない。」
え・・・
あたしの言ってる意味を誤解して解釈しちゃったのかな?
ど、どうしよう・・・