金持ち家族の執事様は貧乏女子!



__________そんな事件から早十二年。


中学も卒業して大家さんも一人で私を抱えきれなくなった。
もう82歳のおばあちゃん。


ひとりじゃ何も生活できなくなっていた。
私は精一杯の恩返しに、と、介護をして高校にも通わないで自分ができる仕事を一日大体のスケジュールに組んだ




ある日15歳の私。

夕方仕事から帰りいつものように買い物をしていつもの暖かいマンションに帰る。

鍵を開けて薄暗くなった玄関の明かりをつける



________おかしいな。いつもは大家さんがつけてくれるのに・・・



大きな不安が横切った。いやな予感が大きくなってくる





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