For You ‐この想い君へ‐


キーンコーンカーンコーン


昼休みのチャイムが鳴る


「亜希っごめんね!」


「はいはい。あたしはたっくんと学食で食べるから」


あたしは弁当を持ち、少し急ぎ気味で屋上に向かった


「おせーよ」


するとそこには地面に座ってる松永がいた


「あんたが速いのっ!もしかしてサボってた?」

わざわざ屋上に来たのは

屋上で一緒にお昼を食べる約束を
昨日の帰り道でしたからだ


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