Time girl ~時を越えた少女~





  「あっ。璃緒君!!」


  走り寄って来る小動物。(笑


  そして、妃依は俺に抱きつく。


  妃依からは、シャンプーの匂いがする。


  俺、やばくね!?


  妃依って鈍感の上に天然!!?


  まじかよ・・・。


  俺理性保てるかな。


  「どうした?」


  「今日は、本当にありがとっ!!
   見ず知らずの私を拾ってくれたし、
   ここに住ましてくれるなんて・・・。
   璃緒君がいなかったら、
   私大変だったよ~・・・。」


  困り気味の顔で言う妃依。


  そんな顔さえかわいいと思ってしまう俺。


  相当重症だな。


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