先輩とあたし
「これ着るの?」
目の前には推薦で決まった衣装。
いや、、なんかすっごくスカート短い…
「見て優奈!可愛い?」
もうすでに衣装を着終えた美雨は私にそういった。
「うん。可愛い」
「もー全然気持ちこもってなーい!」
ぶーっとすねながらいうプーさんの着ぐるみ(プリクラを撮るときによくきるやつ)をきた美雨。
本当に凄くよく似合ってるんだけど
今はそれどころじゃないっていうか
私の衣装が先っていうか
「優奈ー!早く着なよ」
そう言ってせかす美雨。
むー。美雨はいいよ。だってプーさんだし。足でないじゃん。
でも私は、魔女っこだよ!?バッチリ足でちゃってるし。魔女っこの癖に今時のミニスカートだし。
スカートよりマントがながいってなしでしょ?
っていうか普通、スカートとマントの長さ逆じゃない?
「早くしなって。あ〜、なんなら着替え手伝ってあげようか?」
「もう、分かったから美雨はあっちいってて!」
私は、そう言うとおもいっきりドアをしめた。