続・恋する心は“あなた”限定

「ダメ…。保健室なんだから、誰か来ちゃうかもしれないよ…!」


ようやく由優も先ほどの俺の言葉の意味が分かったのか、起き上がろうとする。

でも…
俺が素直にその行動を受け入れることなんて出来るわけがなく、そのまま唇を重ねた。


「…んっ………」


ソファーへと沈む由優に何度もキスを繰り返す。


そして、由優の手から床へとこぼれ落ちたファスナーチャームの音で俺は唇をゆっくりと離した。



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