《それが罪だと言うのなら、私は喜んで罰を受けよう…。》
部屋中に響くほどの泣き声が、弥勒の一言でピタリと止んでしまった。
揺れる瞳も、そっと抱き上げられれば笑顔に早変わり。



「きゃーう!」
『よしよし、泣かせた詫びだ。散歩にでも行くか。』
《あ、これ子ども服は高いから創ってみたの。感想よろしくね?》



愛染から渡された袋には、可愛らしい幼児服がたくさん詰められていてどれだけシンを想っているのかが分かる。
弥勒はそれを受けとると、にっこり笑ってシンに見せた。



『良かったな、シン。』
「きゃーぅ。」
《アタシね、阿弥陀と結婚するのよ。》
『は…?』



弥勒は思わず、目の前の人物をまじまじと見つめてしまった。

それもそうだろう。


ピンクがかったプラチナブラウンの髪に、きらびやかなネイル。
足元には特大サイズのミュールと、ペティキュア。

近々、一家の大黒柱になる者の格好とは思えない。



だが、その表情は今までより遥かに生き生きしていた。





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