Sweet Game


「あっ…えっ?」


顔をあげてみれば真上には目鼻立ちが整っているイケメン君が立っていた



それもネクタイの色からして先輩

おそらく三年生だ



「何見てんの?」


「えと、そのっ…」

やばいやばい


あまりにも格好いいので見とれてしまった


「で、いつまで床に座ってるつもり?」


そう指摘されて、自分が床に尻餅をついた事をふと思い出す


「す、すみません」


いや、何で謝ってんの私

< 7 / 17 >

この作品をシェア

pagetop