幼なじみ攻略法-愛しの先輩様へ、罰ゲームに便乗して-
そしてまたも自分勝手に
純平のことなんか忘れ
柄にもなくドキドキしながら
メールを開いた。
『登録はできません。
だって名前が
わからないから。』
....。
入れ忘れた。
抜けているのが彼女に
バレたのはどうでも
良いらしかった。
つか登録しないんじゃなくて、出来ないんだぁ。
そして抜けてるくせに
鋭いのであった。
ニヤニヤしながら名前を
高速で打つ。
気が変わらないうちに
おくらなきゃね。
早打ち癖あってよかった。
自分の癖に感謝する
彼は本日2度目のぼけを
かましていた。