丘の上より




返事は5分くらい経ってきた。



『わかりました』




健史は携帯を机に置き、布団に寝そべった。




「はぁぁぁぁ…」





大きなため息が出る。





「明日も会えないのかな…」




仰向けになって天井に話しかけた。

もちろん、返事はない。





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