カラダから始まる恋ってありますか?
ボケッと彼女に見とれていたら、目が合って。
「どうも、はじめまして…俺、隆達の友達の藤木裕介。よろしく」
と軽く挨拶したら、彼女もニコッと微笑んで
「はじめまして。あたしは西澤愛美。よろしく」
ペコリと頭を下げた。
それから俺は、彼女にずっと見とれていて。
ゴチャゴチャと話す隆達の会話なんて一切耳に入って来なくい。
そう、俺はいつの間にか、彼女に夢中になっていたんだ。