カラダから始まる恋ってありますか?
「お腹空いたろう?遠慮しないで座って食べて」
彼に言われて、すみませんと頭をペコリと下げて椅子に腰を下ろした。
ちょっとだけ、確かめたい事があるけど。
彼の言う通り。お腹の虫が、もう少しで鳴ってしまうぐらい。お腹が空いてる。
「俺も、腹へったし」
まるで少年みたいな笑顔で笑う彼を、つい意識して横目でチラッと見ていた。
片付けられた部屋の中に置いてある黒い長方形のテーブルの上には
真っ白なお皿に盛られた美味しそうなオムレツ。
なんだかプロが作ったみたい。フォークで触るとフワフワしている。