カラダから始まる恋ってありますか?
胸を必死に隠しながら、まだ思いだそうと頭を抱え込んでる彼女に教えてあげた。
きのうの…情熱の夜の始まりを…。
「きのうさ、彩華と一緒に飲んでただろう?」
すると彼女は、大きくて、少し潤んだ綺麗な瞳で俺を見つめ
「彩華を知ってるの!?」
と聞いてきた。知ってるも、何も…彩華は俺の大学の時の仲間の1人で。
俺は、彩華と、彩華の彼氏の隆からの突然の電話
「いま、スッゴく可愛い女の子と一緒に飲んでるからおいでよ」
と呼び出されて、あの居酒屋に行ったわけで。