カラダから始まる恋ってありますか?
「彼氏さんと、なにかあったの?」
もしかしてと思って聞いてみた。
すると、由実の表情が曇り始めて。
「なにかあったの?」
「うん…まぁ…ね。あたし達さ…もう、駄目かもしれない」
グラスの中に揺れる水の波紋を眺めながら小さな声で呟く由実。
「どうして…?上手く、いってたんじゃなかったの?」
「うん…そうだったんだけどね…アイツ…他に好きな女ができたみたいでさ」
「えっ…?」
「最近…会ってくれないんだ…」
寂しそうに俯く姿は、いつもの元気で強気で明るい由実とは違い
頼りなくて、今にも崩れて壊れてしまいそうに見えた。