カラダから始まる恋ってありますか?
「きょうは、トコトン唄って盛り上がろう!」
お互い無理やりハイテンションでカラオケの自動ドアを通った。
そうしないと、泣いてしまいそうからだ。
それなのに…。
「あっ…」
自動ドアを通った瞬間、由実の顔がある一点を見つめて凍りついた。
えっ?と思って由実の視線をたどっていくと
「由実…?」
その視線の先に、同じく凍りついた表情で由実を見つめる金髪の男。
その顔には、見覚えがあった。
由実の彼氏さんだ…。