千景くんは幼なじみ
「か~えろっと。んじゃな、また明日ぁ」

「えっ?もう、帰っちゃうの?」

「だってするコトねーし」

ちーちゃんは、私の頭をポンと叩くとそのままいつものように、部屋の窓から帰って行った。






するコトねーしって

…何?

どうして?






もう少しこのままでもいいのに。

同じ空間で、

音楽聞いたり、

学校の事話したり

…そういうのを付き合うっていうんじゃないの?






ちーちゃんは、違うのかな。






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