クルースニク
そして次の瞬間、首に強烈な痛みを感じた。

私は目を開いて彼を見る。

彼は歯を出して笑っているが、目は笑っていない。

その笑顔はまるで悪魔のよう、、、。

「、、うぐっ、、ぅぐぐぐ」

苦しい、、、息が出来ない。

私は無我夢中彼の手首を掴む。

爪を立てれば離してくれると思ったが、その考えは甘かったようだ。

彼は更に力を入れ、私の首を絞める。

頭が破裂しそうだ。

、、、苦しい。

「んぐっ、、、んっぐ、、、、」

顔にある全ての穴から、脳みそが飛び出してきそうだ。

「あぁ、、、ぅぐっ、、、」

いつしか目の前は真っ暗になってしまった。

段々と意識が遠のいて行く中、彼の高笑いが聞こえた。
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