煌めきの瞬間
「春香、大丈夫!?」
「う‥‥うん」
イタタタ‥‥。
尻もちをついたわたしは美鈴に手を借りて立ち上がると、目の前に突如現れた女の子の集団の背中を目の当たりにした。
「え‥‥何か貰えるの?」
背伸びをしてみたけど、背の低いわたしには何も見えない。
「ううん、違うよ。たぶん‥‥」
そう言いかけた美鈴に視線を向けると、誰かが美鈴の名前を呼んだ。
「おっ、美鈴じゃん!」
えっ‥‥?
男の人の声が聴こえた瞬間、女の子たちの視線がこっちに集中した。