光と影の間で
話し合う
航は私を優しく抱きしめた。その温かさに涙が止まらない


「菜津実、俺さ卒業したら家出ようと思ってる。」


高柳家は聡が後を継ぐから航が出るのは不思議ではない。


でも…何で航の声が不安げに震えているのがわからず、そっと顔を見上げると視線があった
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