また会う日まで
永遠


目を覚ますと、朝日が昇り始めていた。


窓を開け、外の空気を取り込む。


着替えを済ませ、リビングへと下りて行った。


「おはようございます。」

「おはよう。」


リビングにはおばさんだけが居て、朝食の準備をしていた。


「私も手伝います。」

「ありがとう。
じゃあ、お味噌汁作ってもらおうかな。」

「はい。」


ひとまず、優輝の元へと行き手を合わせる。


それからお味噌汁を作った。


こんな風に、おばさんとキッチンに並んで料理を作るなんて思わなかった。


そう考えるだけで、鼻の奥がツンと痛くなった。
< 73 / 83 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop