*写真屋の恋*
センセイの事を考えてる時に、背後からの先制攻撃は止めて欲しい。
「ボーっとしてません!」
「え?してたよ?天井みながら。顔も赤いし。」
「セッ!センセイがこんな所に雑誌置くからですーー!」
「へ??」
触れられた、肩が熱い。
いつからだろう…。
センセイの机の片隅にある、
額の中の女性に嫉妬し始めたのは。
本当にわからないといった顔をしてセンセイがぽかんとする。
うわーーセンセイの事考えてたなんて絶対バレたくないっ///
は、話をそらさなければ…
「あ、センセイ!午後から『吉田カメラ』の再来月の表紙撮影です。」
「あぁ、今回は子供だったよねぇ。」
「はいそうです。」
「ふむ、そうか…。」
?
「じゃぁ、ゆな君ちょっと慣らしで撮ってきて。」
「あっはい………、…え、えぇ?」
私が?!