SugarⅠ
「ほら、気付いてない……」
「ちょっ、待てって!」
美海は、俺の腕を振り払って走り出した。
俺も咄嗟に走り出す。
「美海!!」
「来ないでよ!!」
――――バンッ!!
美海は、空き部屋へ逃げ込んで鍵を閉めた。
「美海、開けろって!」
「来ないでって言ったでしょ…! 帰ってよ!」
「お前残して帰れるわけないだろ!」
こんなこと言いに来たんじゃねぇのに…
2人の口調が荒くなる。
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