だって君が好きだから。



「別れよう。優梨」





…どうゆう意味?
あたしは頭が真っ白になった。





「そんな、冗談通じないよ」




「冗談じゃない。本気だ。」




「…どうして?」




「…優梨とこれからも一緒に
いれる自信がなくなった。」




「そんなの、自信なんか
なくたって大丈夫だよ!」




「ダメなんだよ。
俺じゃ。恭平んとこ行け。」




「ヤダ!ヤダヤダ!!
絶対いかないもん。
ずっと一緒にいるって言ったじゃん
…あれは、嘘だったの?」




「ごめん、優梨。
お前のことマジで好きだったよ。
さよなら、優梨。」




「ヤダヤダ!!
行かないで修!!修!!」



あたしは涙を流しながら
修を追いかけていた。




ピピピピピ




「ハッ!!…なんだ夢?」



目覚ましで飛び起きた。
なんなのこの夢。
変にリアルで怖いし。



目すごい腫れてる。




それにしても
なんでこんな夢みたんだろう。
嫌な夢だなぁ〜




修がキョーちゃんとこに
行けなんて言うわけないじゃん。



ありえない。ありえない。



学校行ったら
修に話そう。
笑ってそんなわけない
って言ってくれるよね。





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