だって君が好きだから。


それから東京に帰って
修は少し体を休めてから


また学校に復帰した。




「修〜!久しぶりじゃん!」
「お前、ずる休みかぁ?」
「修、体大丈夫なのか?」
「意識なかったらしいじゃん」



修はクラスのみんなに
いろいろ言われていた。


でもみんな修の復帰を
心から喜んでいた。



「よっ!体はもう大丈夫か?」




キョーちゃんは
笑ってそう言った。



「おう!もうバッチリ!」



「そうか、なら安心して
優梨を任せられるよ!」




「当たり前だ!
俺を誰だと思ってんだ?」



「はいはい、
でも優梨のこと泣かせたら
その時は奪うからな?」




キョーちゃん…。
キョーちゃんは優しい笑顔で
あたしのことを見て話した。




「誰が泣かせるかっての。
あっ、違う意味でなら
鳴かせるかもしんねぇ〜」



修は笑ってそんなことを
自慢気に言う。



修のバカ!



キョーちゃんも
呆れて笑っている。




キョーちゃんありがと。
あたし、キョーちゃんは
友達の中で真樹の次に
大好きだよ!




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