××loveMail××


「おい!?桜?携帯落ちたけど大丈夫なのか?」





あぁ...何で
何で知ってるのよ。



「裕太...修がね学校来ないで何クレープ食べてるんだよ?だって」


「は?クレープなんてそんなの現地にいないとわから.....オイ!!!桜逃げるぞ!!」



巨大人形のニャン美とニャン太が落ちた。
携帯も拾わず裕太は私の手を握って走り出す。


何かよくわかんないけどついてく私。


さっきよりも速度が速くてついてくのに精一杯だった。


「お前俺の部屋にこい!!1人は危ないから!!!」


バタン


裕太は半場強制的に裕太ん家に私を入れる。


ガチャ


「これでひと安心だな。とりあえずベランダ側の窓もしめて...カーテンもしめる。」


ガチャ


「...なっ何?いきなり?なんで裕太ん家?うちんち隣だし帰るよ。」


「...。桜、落ち着いて聞けよ。さっきの場所で見えたんだよ。修が。やっぱり俺らのこと見てたんだ。ずっと....」


....。



「それで手にカッター持ってこっちにゆっくり歩いてきてた。」

< 30 / 55 >

この作品をシェア

pagetop