KEEP OUT!
雛姫は、さっきより気を落としつつも…彼を待つことにした。

待ち人の事しか頭に無かった少女は―――
2人の少年の熱い視線には気付くことはなかった。

           ◇


ちょうど塀の影に隠れられる場所に2人はいた。

斜めから雛姫の姿が見える。


「あ…!あれじゃね?
晴也のいとこって!!やばいよ!ちょーかわいい!」


片手には大事そうに茶封筒持っている少年があせったように言葉を発する。


「しっ!あんまり騒ぐなっ!アホか、涼!
ばれたら殺されるし、お小遣いもパーだよ!」


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