KEEP OUT!
 
―――嫌いだ…だけど…
   
   それ以上に愛してる。



晴也はもっと優しく…雛姫の唇に口付けた。


「いつか…想い、届けばいいな…」


ぼそりと一言、つぶやき部屋に戻った。



こんな平和な日が…今日限りだとは知らずに。


望んだ、スリルのある“非日常”がやって来る。



           ◇

「あはははははは!!これで見てもらえる!!」

血に染まりながら、叫んだ。

          
           ◇

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