夢デアエタラ
【夢の実ー26】


部屋で
のんびり過ごすこと
丸1日

外はすっかり
夜も更けていた。







「ご馳走様」







両親の前で

いつも飲んでる
食後の牛乳を
口にしながら

螢は腹を抑えた。







どうやら
満足するくらい

夕食を食べたらしい。







そのまま
すぐに軽く歯を磨くと、

階段を上り
自分の部屋に行った。





まだ7時だが、
いつでも寝られる準備を
したのだ。







「う……?」







フラッと眠気が襲う。


やはり、予め
寝る準備をしたのは
正解だったのだろうか。







こんな唐突の睡魔も、
時たまあるからだ。






「ダメだ、ねみぃ…」







螢は
寝間着にも着替えず、

そのまま深い眠りに
ついてしまった…

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