夏の名前



こんなに…

こんなに真っ直ぐ俺を見て、

俺のほうが恥ずかしくなるようなことを、平気で言う。



それも、
偽りではない、本気のことを。



正直、戸惑う。



((彼の光に導かれて、俺はどこに進むのだろう。))



「そろそろ帰りましょうか。」



帰り道は、何も話さなかった。



何も、考えたくなかった。






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