夏の名前



「そうだ。叔母さんにプールの無料券もらったんだ。行かない?」



「無理。泳いじゃダメだし。」



「わかってる。泳がなくてもいいじゃん。」



「なんだそれ?」



「せっかくだし。それに…」



「それに?」



「俺、…あさってには千葉に帰らないと。」



いつの間にか時は過ぎ、

もうそんな日にちになっていた。





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