夏の名前



「これっていわゆる、不法侵入ってやつですよね?」



なんとかよじ登ると、ニノが聞いてきた。



「そうなるかな。楽しいね~♪」



「どこがですか!?戻りましょうよ!」


すると、外の道を人が歩いてきた。



「静かに!伏せて!」


あわてて伏せた。


「もう行っちゃったかな?」


様子を見ようとすると、頭をおさえつけられた。


「バカ、まだだよ!」



肩が触れ合うくらいの距離。







< 31 / 82 >

この作品をシェア

pagetop