今宵…甘ったるい幸福の中で
「先輩…宜しくお願いします」

雛は顔をあげて言った。

「ようやく捕まえた…」

洋介は優しくキスをした。

何度も何度も飽きることなくキスをした。

甘い幸せの中で雛はとろけそうだった。

篠崎との事なんてすっかり忘れていた。

「この続きしたいけどまた今度ね」

と雛の頬に触れて彼は言った。

とてもとても幸せな時間だった。
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