僕の隣に、もう君は居ない。
「もしかして、立てない?」
「なッ、、立てるんだから!
今はちょっと足に力が入らなくて
立てないんだけだもん・・・」
顔を真っ赤にしながら
必死に立とうとする君。
愛しく感じた、俺。
「クク、、ふ、、っっ」
「わ、笑わないでよ
仕方ないでしょ!
立てないんだからぁ・・」
赤かった顔をもっと赤くして
ふにゃりと力を抜いて
座り込んで。
「ほら」
手を差し伸べた。
こーゆー恋の始まりもいーんじゃない?
恋愛はいつも突然なもんだから。
END

