君に堕ちてしまう。
「あんま調子のんなよ?」

まぁ、とうぜん女供には嫌われてるわけで。

友達もいない。

だけど、

寂しいなんて思ったことないな。

ものごごろついたときから
あたしはこんなだった。

いくら女たちに嫌われようが、
どうだっていい。

わかるんだもの。
しょうがないじゃない。


どう見つめればいいか、
どう笑えばいいか、
どう動けばいいか、
どうすれば男は悦ぶか。


なぜかわからないけど
すべてわかるんだもの。

男なんて簡単。
見つめればすぐにおちる。

だけど女はめんどくさい。
自分より優れて美しいものに
嫉妬し憧れ憎む。

うーわ。まじめんどい。

それにどーせ男も女も
すぐに裏切るしね。

信じられるのは自分だけ

そーいや。
あたし本気で男に惚れたことねぇなあ。

ベットの上でしか愛せないのかも。

なんつって。

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