いじめ【嫉妬】
みんなが周りによってきた。

ぶつかってきたのは花音だ。

あたしがまだマットでしているのに

始めたらしい。

「やばい、首と手首がいたい。」

そうみんなに伝えると、

「とりあえず保健室行こう」

そう言って肩を持ってくれた。

花音はというと―…

目を宙に泳がせて、オロオロしている。

顔色が少し悪い。

これで、骨折とかしてたら、全部花音の

せいだもんね。

今は悲劇のヒロインを演じておこう。

まあ、本当の事だしね。

とりあえず、あたし達は保健室に行くために

体育館を出た。
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