平ちゃんと期間限定なあたし。(先生と王子様と演劇部な私。スピンオフ)
「ふふふ、女子高生と付き合えたら最高だね~」

 なんて、サービス満点な笑顔を向けるもんだから、きゃーって三人組が喜んじゃってるし。



 ――イライラする。



「私、先生と付き合ってあげるよ~」

 一人が、平ちゃんの腕を取った。


 
 何言ってるの、こいつ。


 イライラがMAXに達しそうなとき、間一髪平ちゃんが言葉を遮った。
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