鉄壁魔王と勇者
「それに我(ワレ)には、そんな暇はない。夜寝ていれば、疲れは問題ない筈だ。」

「まぁ、そんな魔王様も好きなんですけど、たまには休んで物見遊山など…」

いいつのるジラルに向かい、面倒げに手を振る。

「必要ない」

「ああ、そのバッサリ感、素敵です。流石は魔王様」
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