鉄壁魔王と勇者

勇者襲来

「そうだな、それでは…」

いつも通りに、無表情な魔王が、普段通りに、執務をこなしている時に、突然、荒々しく扉が開けられた。

大広間に設えられた、玉座の真っ正面から見える、大きな扉だ。

真っ正面とはいえ、玉座からこの扉までは、200メートルほどあるのだが。

無表情のまま、魔王がそちらを見ると、従者が息を切らし、慌てた様子でそこにいた。
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