ミツバチ
「ちょ…ちょっと沢渡?離して…」


「思い出したら離してやるよ…」


「それは…きっと永遠にムリな気が…」


「はぁぁ…」


私を抱きしめたまま、沢渡はため息をつき肩に頭をのせ



「仕方ねぇな…これからジックリと時間をかけて思い出させてやるよ!ガキじゃないしな!二度と忘れないように、お前の体に叩き込んでやるからな!」


「…///////」



「ただし、これから俺意外の男にちょっかい出した時は…」


「…ときは?」


「死ね!!」


「なにそれ!!」

そして…二人は顔を見合せ笑った





私はまだ昔の約束が、なんなのか思いだせません。


少しだけ、少しだけ、これがキッカケで沢渡のことを意識しはじめました

ムカつくやつじゃなく…男として…


そして…私のイケメン王子探しは、しばらくお休みです


今は、まだ目の前にある綺麗な花に止まっていたいから…


というよりは、沢渡に殺されくないんで…





でも、安心しないでね沢渡!!


私…イケメン大好きなんだから♪








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