今宵の月は美しい【完】

※scene5『誰も知らない場所でなら』

中鉢の優しさに、つけこもうとする同士。
私とジョニーは停戦協定を結び、お友達になった。

「チューバチ、遅いなー」

金曜日の夜。
今日は大学の時のお仲間と、飲み会と言っていた。

教育学部って、女の子いるよな…。
先生でも、戸川ちゃんみたいな妖精系いるしなー。

メールくらい、くれても良いのに!

「浮気シテルンダゼ、キット」

風呂上がりに勝手に冷蔵庫からビールを取り出し、ジョニーはくつろいでいる。

「なんでそういう事言うんだよ!
するわけないでしょ?!チューバチに限って!」

「ドウダカナ。
オマエノヨウナコギャルニ手ヲダスクライダ…。ヤツハアレデケッコウ……」

「黙れ!」

「ククク…。
大声ダストコロヲミルト、オマエモジツハ不安ナノダロウ?ワカルゼ」

「死ね、ガイジン!!」

どんだけこいつ、性格悪いんだろう。

中身、C組のイケメンなんじゃないか?

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